2020年からコロナ渦でめっきり海外旅行はいけなくなってしまいましたね。あるいは時間や予算が合わず海外旅行になかなか行けないという方もいらっしゃるかと思います。そんな方々、朗報です!実は日本国内にも外国を感じられるエリアや観光地がたくさんあります。今回は中でも東京に絞ってお薦めの5選をご紹介いたします。
※新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、施設によっては時間の短縮や休業をしていることがあります。各施設の最新情報をご確認ください。また、お出かけの際はしっかりと感染予防対策をしましょう。
海外旅行気分 まるでトルコ「東京ジャーミイ」in 代々木上原
東京ジャーミイは代々木上原の閑静な住宅街にある日本最大のモスク(イスラム教寺院)です。トルコ・イスタンブールにある「ブルーモスク(正式名:スルタン・アフメト・ジャーミイ)」に似ていることから、まるで本当にトルコに行ったかのようなオスマントルコ様式のモスクを堪能することができます。実際にトルコから運んできたという建築資材や調度品は見事で装飾をアートとしても楽しむことができます。
また併設されたトルコ文化センターでは無料の見学会も開催されており、建設の背景などその歴史的背景についても知ることができます。
東京ジャーミイは本当にお薦めで体験記を別記事にしておりますので、さらに詳細を知りたい方は以下も参考にしてみてください。
→ 東京ジャーミィを見学しよう~日本で異文化体験(モスク編)
海外旅行気分 ヨーロッパ「ニコライ堂」in 御茶ノ水
御茶ノ水にあるニコライ堂は正式には日本ハリストス聖教東京復活大聖堂と言い、国の重要文化財に指定されています。ドーム型の聖堂の中には荘厳な空間が広がっていて、美しいステンドグラスには目を奪われます。
また教会の素敵な鐘の音も礼拝の行われる毎週日曜日の午前10時から10分程聞けるそうです。
聖堂内は撮影不可なので、現地に足を運びヨーロッパ風の雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。
HP:http://nikolaido.org/
海外旅行気分 アジア旅行風「築地本願寺」in 築地
築地本願寺は築地にある浄土真宗本願寺派の寺院です。仏教発祥の地であるインドやアジアの古代仏教建築風のとても大きな寺院で、本堂入り口にはステンドグラスがあったり、たくさんの動物の彫刻などがあるためオリエンタルな雰囲気を感じることができます。
そしてこちらのお寺には巨大なパイプオルガンがあるのも見どころです。月に一度、毎月最終金曜日のお昼にはコンサートも開かれています。予約不要なので一度時間を合わせて聞いてみるのもおすすめです。
フランス・ルルドを忠実に再現したエリアも「東京カテドラル聖マリア大聖堂」in 江戸川橋
東京カテドラル聖マリア大聖堂は江戸川橋にある日本のカトリック教会の中心的な役割を果たしている大聖堂です。第二次世界大戦の東京大空襲によって焼失しましたが、ドイツのケルン教区の支援によって再建設が決まりました。モダンな建物は代々木第一体育館などを手がけた建築家の故丹下健三氏によるものです。
外観も圧巻ですが、教会の中もまた神聖な雰囲気でとっても素敵です。この珍しさ故外国からの見学者も多く訪れるそうです。
そして聖母マリアが出現したとされているフランスのルルドの洞窟を忠実に再現した場所がこちらです↓ 一部ではパワースポットと呼ばれたり、写真を撮るとオーブのようなものが映ったりと海外+スピリチュアル体験もできそう?!な場所ですね。
HP:https://cathedral-sekiguchi.jp/home/
ロケ地でも有名な和洋折衷「旧岩崎邸庭園」in 千代田線 湯島
最後は三菱創始者、岩崎家本邸である旧岩崎邸庭園(台東区)です。「謎解きはディナーのあとで」などドラマのロケ地としても有名です。庭園、洋館、和館、撞球室(どうきゅうしつ:ビリヤード室)があり、国の重要文化財にも指定されています。特に庭園は四季折々の魅力があり、好きな季節に訪れるのがおすすめです。
また、和館にはお抹茶がいただける茶席があります。ゆっくり観覧したあとの休憩にいかがでしょうか。
いかがでしたでしょうか。日本にいながらでも都内で海外旅行気分を味わえるスポットはたくさんあります。東京近辺にいる方であれば大きな荷物や予算はいりません。週末に日帰りで楽しむことができるので、気になるスポットがありましたら足を運んでみてください。
※新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、時間の短縮や休業をしていることがあります。HP等から最新情報をご確認ください。