今回は旅番組「朝だ!生です 旅サラダ」(テレビ朝日系、土曜8時AM)の「海外の旅」で紹介された中国・上海の最新情報をご紹介します。
コロナ禍でも役立つおすすめスポットや魅力的な建築物として、中国の歴史的建造物と今上海で注目の建築物が登場。
(リポーターは吉野公佳さん、大路恵美さん、)
中国の首都北京:天壇公園
中国4000年の歴史が生んだ建物の数々その類まれな建築技術が称えられ、多くが世界遺産に登録されています。
今回は中国な多彩な建築文化をたっぷりご紹介します。
中国の首都北京、この街には1420年創建の故宮を始め、明朝、清朝の歴代皇帝の栄華を物語る素晴らしい建築物が数多く残っています。
故宮の南に位置する「天壇公園」ここは皇帝たちが天と交信するために作られました。
総面積はおよそ270ヘクタール、故宮の4倍の広さを誇ります。
◇入場料:34元(約600円)2021.7現在
正月に五穀豊穣を祈った「祈年殿」。釘を一本も使わずに建てられた傑作建築です。
引用元:asahi.co.jp/tsalad/oversea/
艶やかに彩られた内部緻密に組み込まれたドーム型の天井は天空の広がりを表しているといわれています。
祈年殿の奥にある巨大な祭壇は、皇帝が冬至の日にその年の出来事を天に報告する場所でした。中央にある丸い石の上に皇帝が立ち、祈りをささげたそうです。
中国の首都北京:万里の長城
北京近郊には歴代皇帝が身を守るために造った世界遺産、万里の長城があります。城壁の上には小さなリフトであがることができます。総距離およそ21,000キロ秦の始皇帝の時代から2500年に渡り作られた中国が世界に誇る巨大建築です。
◇入場料+リフト往復:340元(約5,800円)2021.7現在
途中の「司馬台長城」は特に雄大な姿が見られるスポットとして有名です。
激しい戦いにおいても崩れなかったという万里の長城。国を守りたいそんな歴代皇帝の思いがつまった人類史上最大の建築物です。
東洋のベネチア・中国・蘇州~女子にもおすすめ~
東洋のベネチアと言われる「蘇州」。春秋時代に都がおかれ、水運業で発展をとげた町です。
かつての栄華と富の象徴は世界遺産という形で現代に受け継がれています。その一つが「留園」。およそ600万年前、当時の重役官僚が自分のために造ったもので蘇州四大代名園に選ばれています。
およそ3万平方メートルという広大な敷地には他にも見どころがいっぱいです。ものすごい数の石が積み重なった、自然の芸術作品。蘇州の郊外の湖で採れる「太湖石」という石です。湖の浸食が生んだ自然の芸術。シンボルともいえる作品があります。
「冠雲峰」
引用元:asahi.co.jp/tsalad/oversea/
高さ6.5m、重さ5トンという巨大な石の塔です。60キロ離れた湖から20年かけて運んできたといわれています。山水画の世界を思わせる素晴らしい庭園とそれを愛でるために工夫された邸宅。当時の設計技術の高さを感じずにはいられない名建築です。