和製英語とは
日本語の中で使われる和製外来語の一つで、日本で日本人により作られた、英語に似ている言葉を指します。英語を用いてはいますが、英語圏では別の表現や意味を持つため、コミュニケーションがうまくいかない事態となってしまいます。
ではさっそく具体的な例を見ていきましょう。和製英語はたくさんありますが、旅行や留学をするにあたり、これだけは最低限知っておきたい、よく使う単語をpick upしました。
※発音記号はすべて米国英語となります。
「食べ物・飲み物」に関する和製英語|ココアは英語?
コカ・コーラ
Coke [発音記号・読み方:kóʊk]
ちなみにペプシは、ペプシのままで大丈夫です。カロリーを気にする人が多いアメリカでは「ダイエット・コーク」や「sugar free〇〇(砂糖なし〇〇)」などと言った商品やメニューもよく見かけます。
ポテトフライ
French fries [発音記号・読み方:fréntʃ fráɪz]
英語圏に行けば一度は大きなバーガーを食べることがあるのではないでしょうか。そんなときside deshとしてお供になるのが・・・そうポテトフライ、ではなく「French fries」です。感のいいひとなら「ポテト」で気づいてくれるかも(?!)しれませんが、通じる単語を使いたいものですね。
ココア
Hot chocolate [発音記号・読み方:hάt tʃάk(ə)lət]
ココアのことはホットチョコレートと呼ぶことが多いです。完全な和製英語ではなく、カカオを意味しており、Cocoaと記載されている場合もあるかもしれません。その場合は、日本語発音の「ココア」ではなく「コォゥコォゥ」と発音すると通じるでしょう。また「チョコレート」も日本語のままの発音ではなく、「チョ」にアクセントを置くことにも注意が必要です。
「生活・日常」に関する和製英語|トイレは英語?
トイレ
bathroom [発音記号・読み方:bˈæθrùːm]
あるいは restroom [発音記号・読み方:rɛ́strùm]
この他に「lavatory」と表記されている場合もあります。
コインランドリー
laundromat [発音記号・読み方:lˈɔːndrəm`æt](アメリカ英語)
海外では水資源が乏しかったり、排水技術が高くなかいなどの理由で、例えばアメリカのNYでは高層のアパートが多くありますが、洗濯機を設置できる集合住宅はレアです。その為コインランドリーはたくさんあり、使用する場合が多いでしょう。田舎のアパートなどでは乾燥機付きの洗濯機や冷蔵庫が付いたお部屋のリースもよくあります。
クーラー
Air conditioner [発音記号・読み方:éɚ kəndɪ́ʃənɚ]
エアコンという短縮形も伝わらないのでご注意ください。
レンジ
microwave oven [発音記号・読み方:mάɪkrəwèɪv ˈʌv(ə)n]
アメリカで賃貸のお家を借りる場合は冷蔵庫などの大型家具はついていることがほとんどですので、レンジもついている場合が多いと思います。お家を借りる場合は、備え付け家具の酒類もチェックしておきたいものですね。
アルバイト
Part-time job [発音記号・読み方:pάɚttάɪm dʒάb]
留学生活をする場合は、アルバイトをすることもあるかもしれません。アルバイトはpart-time、正社員はfull-timeです。留学生でも学校の図書館など条件をクリアし、制限時間の範囲内であればアルバイトをすることも可能です。
ノートパソコン
Laptop computer [発音記号・読み方:lǽptɑ̀p kəmpjúːṭɚ]
日本でもデスクトップのことはデスクトップと言いますよね。ノートパソコンはラップトップになりますので、ご注意ください。ノートパソコンでも通じなくもなさそうですが(^^;ネイティブに通じる単語を使いたいものですね。
テイクアウト
To go [発音記号・読み方:toː góʊ]
例えばマクドナルドに行ったとします。レジで必ず ”For here or to go?” ともうこの会話は流れ作業ですから、かなり早く聞かれますので聞き逃さないようにしましょう(^^)
まとめ
以上が旅先や留学中などで1度は使うであろう和製英語と正しい英語の違いをご紹介いたしました。うっかり使ってしまった場合でも相手の反応を見てさっと思い出せるといいですね。