ドイツでは11月下旬からクリスマスまで、各都市で賑やかなクリスマスマーケットが開かれます。クリスマスマーケットではドイツのクリスマスならではの味覚を楽しめたり、おしゃれな雑貨などを売っている出店がたくさんあります。ドイツ国内だけでも地域によって売っているものが様々で、その地域のクリスマスマーケットでしか買えないお土産がたくさんあります。
今回はドイツのクリスマスマーケットで買えるおしゃれなお土産をご紹介していきます!
ドイツのクリスマスマーケットはおしゃれな雑貨がたくさん!
家の置物
ドイツの旧市街の町には伝統的な建物がたくさん残されていて、とても美しい景観をつくりだしています。クリスマスマーケットではドイツの伝統的な建物の置物が売られており、中にキャンドルを入れられるタイプのものや、電気が付くタイプのものがあります。電気が付くタイプはコンセントだと、日本では変圧器を使わないといけないのでご注意ください。
特にハンブルクのクリスマスマーケットでは、Miniatuar Wunderland Hamburgというハンブルクの模型博物館の出店があり、かなりリアルな模型が売られています。
ドイツで観光したおしゃれな建物を日本にお土産として持ち帰ってみてはいかがでしょうか?
キャンドルホルダー
ドイツの冬は長く、特に北ドイツは悪天候が続くので薄暗い日が多いです。その為か家の中でおしゃれなキャンドルを灯して心の癒しにする人が多いようです。ドイツのクリスマスマーケットではおしゃれなキャンドルホルダーがたくさんあります。
普段キャンドルを使わない人でも、特別な日や来客用にとてもぴったりなのでおすすめです。友人や家族へのお土産にもぴったりです。
食べ物というより雑貨!?レープクーヘン
ドイツのどのクリスマスマーケットでも見るレープクーヘンですが、特大サイズのものがあります。表面には装飾が施され、ドイツ語で何かが書いてあります。食べるにはもったいなく、食べてもあまり美味しくないので、私は雑貨のカテゴリーにはいると勝手に思っています。
インスタ映え用や、友人や家族にお土産としてプレゼントすると盛り上がるのではないでしょうか。
安くておしゃれ!ドイツのクリスマスマーケットでホットワインを飲むと手に入るお土産
ドイツのクリスマスマーケットで、一番有名な名物の1つであるホットワインやプンシュという体が温まるアルコールを注文すると、その町特有のおしゃれなデザインのマグカップが付いてきます。注文するとき、マグカップ代として2~3ユーロをデポジットとして支払います。もしマグカップが不要な場合は、返却しデポジットの代金を受け取ることもできます。
ドイツのお土産屋さんでマグカップをお土産で買うと10ユーロ位するので、クリスマスマーケットでは格安でお土産のマグカップを買うことができます。マグカップは飲み終わった後、お店の方に洗ってもらえる場合があるのですが、お店が混んでいたりしてもう一度並んで頼むのが面倒な時があるので、ウェットティッシュなどを持参しておいた方がいいです。
因みに、ドイツでホットワインは「グリューヴァイン」と呼ばれていて、赤く燃えるようなワインという意味になります。その名の通り飲むと体の芯から温まるので、冬のドイツの寒さ対策には最適です。一杯飲むとしばらくは体が温かくなるので、とてもおすすめです。
プンシュはグリューヴァインよりも飲みやすく味も様々なので、ワインなど強めのアルコールの味が苦手な人におすすめです。私もアルコールはそこまで好きではないのですが、プンシュはとても好きでした。子供用のノンアルコールの「キンダープンシュ」というものもあります。
皆さんもぜひ、クリスマスマーケットで体を温めながらマグカップを集めてみてはいかがでしょうか。
小腹が空いたら絶対に食べたい!ドイツのクリスマスマーケット名物3品
クリスマスマーケットの一番の醍醐味と言えば食べ物です!マーケットを歩いているとシナモンの甘い香りや、焼きソーセージのいい匂いや、ホットワインの香りが漂ってきます。
ドイツの軽食の定番!焼きソーセージ(Bratwurst)
ドイツで絶対にはずれのない食べ物はやはりソーセージです。ボリュームたっぷりのソーセージを食べ応えのあるパンにはさんで渡されます。ホットドッグと違い、パンもどっしりくるのでそれだけでお腹いっぱいになるかも知れません。賑やかなクリスマスマーケットを眺めながら、ホットワインやプンシュのお供として焼きソーセージを食べるという、最高の贅沢をしてみてください!
マッシュルーム(Champignon)
個人的にクリスマスマーケットでナンバーワンの料理です。マッシュルームにしみ込んだスパイスの味がたまらず、ついついおかわりをしてしまいます。
マッシュルームの店は意外と少ないので、見つけた時はお腹いっぱいでもついつい買ってしまいます。因みにベルリンのテレビ塔前のクリスマスマーケットやニュルンベルクにはありました。他のクリスマスマーケットにもたくさんあるかも知れませんが、個人的にはどこにでもあるソーセージとは違いどこかレア感がある食べ物といった印象でした。
ローストアーモンド
香ばしく焼かれたアーモンドを砂糖でコーティングしたもので、とても癖になる味です。ドイツ人曰く、これこそクリスマスの味だそうです。大人から子供まで楽しめるお菓子なので、皆さんもぜひ食べてみてください!
執筆:ライターYさん
▼そのほかのドイツに関するおすすめの記事はこちらから